医療改悪、残業代ゼロ法案を廃案に!札幌社保協FAXニュース
政府と厚生労働省は、通常国会で医療改悪、労働基準法改悪の両法案を通そうとしています。
医療改悪法案は、国民健康保険を都道府県単位にして医療サービスと医療費の抑制を図り、後期高齢者医療の保険料軽減措置を廃止、入院食事代の引き上げや、患者申出療養という保険の効かない医療を増やす等の大幅改悪を狙っています。5月から参議院での審議が始まり、早期成立が狙われています。新婦人ではこの間、班や支部での医療・介護改悪についての学習会を進めています。
また、4/3に提出された「高度プロフェッショナル制度」を取り入れた労働基準法改悪案は、何時間働こうが事前に決めた時間分しか賃金が払われない「裁量労働制」を大幅に拡大、「残業代ゼロ」制度とセットで、長時間労働とただ働きを野放しにする大改悪です。
これらの大改悪の内容を大いに学習し、多くの市民や労働者に知らせ、反対運動を強化しましょう。