受益者負担の適正化? 札幌社保協FAXニュース
●札幌市行財政改革プラン(案)
札幌市が10/3に発表した「行財政改革推進プラン案」は、市財政が厳しいことを理由に「受益者負担の適正化」で様々な「見直し」項目を掲げ、市民負担増を計画しています。
別の「新まちづくり計画案」では待機児童の解消、学童保育の対象拡大を言っている一方で、行財政改革プランでは、保育料の引き上げ、延長保育の有料化、児童クラブの有料化(2012年)や、市営住宅家賃の引き上げ(2013年)等を提示しています。期間を明示していませんが敬老パスの見直しも出ています。また、「事業仕分け」で出され市民の反発が強かった、手稲プール、駒岡保養所等のあり方の検討も再び出ています。
保育料は入所希望が増える一方市民の所得も減っていく中で、負担増を押さえるとして引き上げをしてこなかったものです。敬老パスも2007年の市長選挙公約で利用額を引き上げ、一定の改善をしたばかりです。案は市・区役所で配布され、市のホームページでも公開されています。大いに意見を言うことが必要でしょう。
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