2年4カ月のたたかいに終止符
4月2日、前日に全国生存権裁判原告団と弁護団が国と母子加算訴訟の終結に合意したのを受けて、札幌・釧路の原告8人と弁護団は、両地裁に対して裁判の取り下げを行いました。これにより、2007年4月に母子加算が廃止されて以来3年、提訴以来2年4カ月余に及んだ北海道の裁判に終止符が打たれました。
この日、裁判所前には緊急の行動にも関わらず多くの支援者がつめかけ、3人の原告(菊地繭美さん、佐賀光江さん、成田純子さん)と弁護団を見守りました。取り下げ後の記者会見には多数のマスコミが取材に訪れました。また、その後の報告集会では、原告や弁護団が今日までを振り返って思いを語り、参加者からはその勇気と頑張りに大きな拍手が送られました。