障がい者交通費助成見直し最終案?−当事者に徹底して説明し、意見を聞くべきです
札幌市は障がい者交通費助成の「見直し案」を発表し、7/31に当事者説明会を開きました。
当初の見直し案よりは前進したが、後退する面も
昨年2月に出した福祉乗車証の全廃などの案に比べると、今回の案は重度の方たちの助成は現行どおりで維持され、多くの人が安堵をしています。しかし3級以下の中度障害者の部分は、タクシー券など種類は広がりましたが、ウィズユーカードの額は大幅に減りました。通所を保障する措置としては、「通所交通費助成制度」が紹介されました。
また、精神3級の方々は利用額が増えたものの、交通事業者の割引がないため、身体・知的の人に比べると、利用可能額が少ないため、実際には格差是正にはなっていません。
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