介護の現状と介護保険のあり方を考えた、5.31「介護現場の実態を明らかにする市民集会」
4月改定の影響さらに10年目の迎えた介護保険制度そのものの矛盾を、実態にもとづいて明らかにしようと開かれた集会には、介護労働者、事業者、高齢者など市民あわせて96人が参加しました。
まず「事業所(ヘルパーステーション鎌田さん)」「利用者家族(池内さん)」「認定審査委員(猫塚さん)」、各分野から3人の方が実態を告発する発言を行いました。
川村雅則北海学園大学准教授は介護報酬改定の効果があったかどうかの調査結果報告を行いました。
講演を行った日下部雅喜さん(大阪社保協)は、「介護保険10年目にして介護の危機が深まっている。介護保険制度の限界が大きく、利用者家族・労働者・事業者が共同して、制度の枠にとらわれない政策要求を求めていくべき」と強調しました。
下記に集会のニュースと、5月28日に介護に笑顔を!道連絡会が行った「介護110番」のニュースを掲載します。