障がい者交通費助成改悪-「現行制度の事業規模を維持」にはなったが・・・・ 札幌社保協FAXニュース
札幌市障がい福祉課は5/17・18の両日、障がい者交通費助成の「見直し」について意見交換会を開催しました。17日は約100人、18日は約60人が参加しました。
「見直し案」の見直しの骨子は、
●現行制度の事業規模を維持、●障害程度の重い方は現行制度と同じような内容、●タクシー券、ガソリン券の交付対象を拡大(中度の助成は重度より低額)、●ウィズユーカードの助成額を身体・知的障がい者は減額、精神障がい者は増額、●定期券助成を廃止、というものです。
1年余りの反対運動により、昨年出された福祉乗車証の廃止等という提案からはだいぶ変わりましたが、未確定部分も多くあります。福祉パスを残す、精神障害者3級の改善などは評価できるものですが、予算の規模を現行から変えないため、身体・知的の中度障がい者の所の助成を削る、定期券を廃止するということでまかなう計画です。市は具体案を6月中にまとめて市議会へ説明を行う予定です。
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