今年こそ「福祉灯油」実施を!−社保協・守る会札幌協議会が市へ要請
札幌社保協と生活と健康を守る会札幌協議会は4日、市長へ「福祉灯油実施」と、「あったか応援資金の継続・増額・返済の減免」を要請しました。
白石区から参加したの80代の女性は「昨年は家の中でオーバーを着て寒さに我慢の毎日でした。この年で寒さに耐えるのはきびしいもの」と実情を訴え、福祉灯油実施を要望しました。
市側は、あったか応援資金の継続は必要との考えを示したものの、福祉灯油については「市役所全体で市民生活への対応を考えている所」と述べるにとどまり、態度を明らかにしませんでした。
正式な回答を20日までに求めると共に、道生連と社保協では議会陳情の署名を取り組むことにしました。
■障がい者の社会参加を閉ざさないで!
交通権を考える連絡協議会、障道協などの障害者団体は、6日大通で、札幌市が提案している「障がい者交通費助成の大幅削減」をやめてください!と訴える宣伝と署名を行いました。
約50人の参加者は次々とマイクを握り、この削減案に反対の気持ちをリレートークで「私たちの通院・通所・社会参加の足を奪うようなことをしないで下さい」と訴え、この日は署名が150筆集まりました。