介護職員増やして!学習講演会を開催
8月24日、「介護職員を増やして!北海道連絡会」主催の学習講演会が開催され、介護事業所や介護労働者など170人が参加しました。
オープニングでは各地からのパフォーマンスをまじえた取り組みや、介護の現場、労働者・利用者の実態などが報告されました。白石区で介護を続けている家族からも、介護保険の改善の要望と、働く人へのエールが送られました。
札幌社保協のが行った、ケアマネ現場実態アンケートのまとめについて、勤医協在宅の太田さんが報告を行いました。
「09年介護報酬改定の動向と介護保険の課題」と題して伊藤周平鹿児島大学教授が講演しました。「介護労働者の労働条件引き上げのためには介護報酬の引き上げが必要。一方で報酬の引き上げは保険料と利用者負担の増加につながる。介護保険の問題を、後期高齢者医療制度の問題と同様に政治問題化していく運動の広がりが重要。次期総選挙での争点に」と話されました。