後期高齢者医療-第3次不服審査請求160人提出、審査会「棄却」の裁決と審査会の横柄なやり方を批判
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8月8日、「後期高齢者医療制度に怒る道民の会」の呼びかけで、後期高齢者保険料本決定に対する不服審査請求を同の審査会へ提出しました。前日までに届いていた分に加え、この日は苫小牧や旭川からも届けられ160人分の提出−延べで800件となりました。
北区の佐藤さん(87歳)、苫小牧の加納さん(79歳)、東区の高橋さん(82歳)と旭川の代表らが審査会事務局へ請求書を渡し、「勝手に年金から保険料の天引き納得できません」「制度は見直しでなく廃止してほしい」と訴えました。
7月末に第1次の請求人などへの「棄却」の裁決が審査会から行われたことについても、「道民の会」では記者会見で見解を発表しました。見解では、裁決は「法令の規定に基づいているので適正である」というもので、当事者の声をきちんと受け止めない機械的なものであるということを指摘すると共に、意見陳述を公開にせず、審査委員が誰も出ないで録音させるという、請求人の声をきちんと聞く態度がないことについてもきびしく批判しています。
