生存権裁判第3回口頭弁論を開催
7月18日、札幌地裁で生存権裁判第3回口頭弁論が開かれ、原告3名(佐賀光江さん・菊池繭美さん・七尾真美さん)と、道生連をはじめとして各界から55名が傍聴人として参加しました。
裁判では、弁護団から札幌市側の母子加算廃止の根拠への反論がなされ、さらに専門委員会の方向性からは説明できない「全面廃止」についての「求釈明」が行われました。
公判後の報告集会が高教組センターで開かれ、甲斐基男道社保協事務局長の開会あいさつの後、今回参加の原告3名が発言に立ちました。
その後、内田信也弁護団長から今回の裁判の解説と今後の展望が語られ、さらに、中島哲弁護士から先の老齢加算・東京地裁判決の問題点についての説明があり、今回のようにたくさんの方が傍聴することの意義が強調されました。
集会の最後には、安藤朋美司法書士から8月3日から北海道入りする「反−貧困全国2008キャラバン」への協力要請があり参加者から大きな拍手を受けました。