私たちは閉じこもりたくない、働きたい! 障がい者交通費助成削減に反対し、障がい者自身が街頭で訴え
交通権を考える連絡協議会・精神障害者への交通費助成を求める実行委員会・障害者の生活と権利を守る連絡協議会は、12日午後大通西3丁目で、市の障害者交通費助成制度の削減をやめて!と、宣伝行動を行いました。
市の見直し案では通院も通所もできなくなる
市の案では、現在制限のない福祉パスを廃止・24,000円の上限つきにする、タクシー券は15,000円の減、ガソリン券は6,000円の減というもので、障害者や家族からは通院や作業所へ通うこともままならなくなると、不安、怒りの声が上がっています。
社会参加に交通費助成は必要
宣伝を聞いて、通行人の多くも立ち寄って署名に協力してくれる姿が目立ちました。交通件連絡会の後藤会長をはじめ、様々な障害の方々、作業所の代表、家族の代表などが、この助成制度のお陰で何とか外出ができる、これ以上生活の足を奪わないでほしいと訴えました。ある女性は「障害者は働くことや社会参加も極めて限られている。普通に暮らしたい、家に閉じこもりたくない、働きたいのです」と切々と訴えました。
この日は50人以上が参加し、署名も200人以上から寄せられました。