反貧困!生存権を守れ! 札幌社保協11回定期総会を開催
「反貧困!生存権を守れ! 生きる権利を奪う社会保障改悪に断固立ち向かおう!」をスローガンに、札幌社保協11回総会が6月26日に開催され、加入団体から40人が出席しました。
今総会では、生きる権利そのもの−生存権が脅かされている時代の中で、1年間どのような運動とたたかいをすすめてきたのかが大いに議論されました。
札幌中央区社保協は2月の憲法シンポなどを経て6/22に結成された経過について、地区労連はローカルユニオン結が人間らしい生活を求めてたたかいを進めていること、勤医協在宅からは予防給付の利用者に様々な制限が行われている実態について、西区社保協からはこの日の国保国保・介護110番での相談事例の報告、勤医協からは特定健診の開始と実態について、東部民商からは白石区での中央バス路線廃止に反対する運動について、学童保育市連協からは市の補助金の削減や学童保育での格差の広がり・指導員の劣悪な労働条件の実態について、北区社保協からは後期高齢者の保険料相談・講師団を作っての学習会の開催運動について、保育労組からはアレルギー除去食実施園への補助金が3年越しで実現できたこと・保育園への市有地貸与の有償化が進められようとしていることなどについて、それぞれ発言がされました。
議案、予・決算、監査報告、新役員は全員一致で承認されました。新代表となった堀毛清史勤医協理事長が、終えてきたばかりの夜間診療でお金がないために治療を続けられない患者さんの相談を受けてきたことに触れながら、「憲法25条連合と言うべき社保協が、今こそがんばり時」と閉会のあいさつを述べました。