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札幌社保協に関する

最新情報をお知らせします。

 

 

 

生存権裁判第3回口頭弁論を開催

投稿日 : 2008-07-30

 7月18日、札幌地裁で生存権裁判第3回口頭弁論が開かれ、原告3名(佐賀光江さん・菊池繭美さん・七尾真美さん)と、道生連をはじめとして各界から55名が傍聴人として参加しました。
 裁判では、弁護団から札幌市側の母子加算廃止の根拠への反論がなされ、さらに専門委員会の方向性からは説明できない「全面廃止」についての「求釈明」が行われました。
 公判後の報告集会が高教組センターで開かれ、甲斐基男道社保協事務局長の開会あいさつの後、今回参加の原告3名が発言に立ちました。
 その後、内田信也弁護団長から今回の裁判の解説と今後の展望が語られ、さらに、中島哲弁護士から先の老齢加算・東京地裁判決の問題点についての説明があり、今回のようにたくさんの方が傍聴することの意義が強調されました。
 集会の最後には、安藤朋美司法書士から8月3日から北海道入りする「反−貧困全国2008キャラバン」への協力要請があり参加者から大きな拍手を受けました。

 希望の明日10号(PDF 254kb)

「後期高齢者医療」負担軽減策?ではなく、廃止を!

カテゴリー :札幌社保協ニュース   
投稿日 : 2008-07-30

 同じ年金収入なのに、世帯保険料が15倍の格差!?
  国は「後期高齢者医療制度」への国民の批判を保険料の負担軽減でかわそうと、7月に新たな軽減策を決めました。これは運動の成果ですが、軽減策も一部を対象にしているため、同じ年金や、低い年金でも世帯保険料が15倍もの格差が出てきます。
 現行でも7.3倍の差があるのですが、新に8.5割軽減が導入になると、格差は15倍に開きます。所得を世帯合算にして保険料を決めるなどの、保険料設定の矛盾が表れています。軽減策というなら、等しく軽減すべきでしょう。
 詳細と具体的な表は社保協ニュースでご覧下さい。

その他のニュース
●東区で7/26後期高齢者医療制度中止・撤回のシンポジウム
●新婦人−ローカルユニオンの活動〜学ぶ

社保協FAXニュース(PDF 316kb)

私たちは閉じこもりたくない、働きたい! 障がい者交通費助成削減に反対し、障がい者自身が街頭で訴え

カテゴリー :札幌社保協ニュース   
投稿日 : 2008-07-24

   080712大通宣伝写真          交通権を考える連絡協議会・精神障害者への交通費助成を求める実行委員会・障害者の生活と権利を守る連絡協議会は、12日午後大通西3丁目で、市の障害者交通費助成制度の削減をやめて!と、宣伝行動を行いました。
  市の見直し案では通院も通所もできなくなる
 市の案では、現在制限のない福祉パスを廃止・24,000円の上限つきにする、タクシー券は15,000円の減、ガソリン券は6,000円の減というもので、障害者や家族からは通院や作業所へ通うこともままならなくなると、不安、怒りの声が上がっています。
          社会参加に交通費助成は必要
 宣伝を聞いて、通行人の多くも立ち寄って署名に協力してくれる姿が目立ちました。交通件連絡会の後藤会長をはじめ、様々な障害の方々、作業所の代表、家族の代表などが、この助成制度のお陰で何とか外出ができる、これ以上生活の足を奪わないでほしいと訴えました。ある女性は「障害者は働くことや社会参加も極めて限られている。普通に暮らしたい、家に閉じこもりたくない、働きたいのです」と切々と訴えました。
 この日は50人以上が参加し、署名も200人以上から寄せられました。

社保協FAXニュース080722(PDF 448kb) 

反貧困!生存権を守れ! 札幌社保協11回定期総会を開催

カテゴリー :札幌社保協ニュース   
投稿日 : 2008-07-04

「反貧困!生存権を守れ! 生きる権利を奪う社会保障改悪に断固立堀毛新代表あいさつち向かおう!」をスローガンに、札幌社保協11回総会が6月26日に開催され、加入団体から40人が出席しました。
 今総会では、生きる権利そのもの−生存権が脅かされている時代の中で、1年間どのような運動とたたかいをすすめてきたのかが大いに議論されました。
 札幌中央区社保協は2月の憲法シンポなどを経て6/22に結成された経過について、地区労連はローカルユニオン結が人間らしい生活を求めてたたかいを進めていること、勤医協在宅からは予防給付の利用者に様々な制限が行われている実態について、西区社保協からはこの日の国保国保・介護110番での相談事例の報告、勤医協からは特定健診の開始と実態について、東部民商からは白石区での中央バス路湯本さん発言線廃止に反対する運動について、学童保育市連協からは市の補助金の削減や学童保育での格差の広がり・指導員の劣悪な労働条件の実態について、北区社保協からは後期高齢者の保険料相談・講師団を作っての学習会の開催運動について、保育労組からはアレルギー除去食実施園への補助金が3年越しで実現できたこと・保育園への市有地貸与の有償化が進められようとしていることなどについて、それぞれ発言がされました。
 議案、予・決算、監査報告、新役員は全員一致で承認されました。新代表となった堀毛清史勤医協理事長が、終えてきたばかりの夜間診療でお金がないために治療を続けられない患者さんの相談を受けてきたことに触れながら、「憲法25条連合と言うべき社保協が、今こそがんばり時」と閉会のあいさつを述べました。

札幌社保協FAXニュース(PDF 341kb) 

バスがなくなったらどうしたらいいの!?

カテゴリー :共同連絡センター 資料   
投稿日 : 2008-07-02

        白石・厚別区で中央バスが9路線を廃止申請
 北海道中央バスが6月10日に白石営業所関係の9路線の廃止を発表してから、地域住民の間には大きな不安と怒りが広がっています。特にこの路線廃止の影響は白石区の川下、川北地域、北郷地域の一部、厚別区の厚別西地域などが全面的にバス路線がなくなること、また、この路線には白石、白稜、厚別の3高校があって、生徒のスクール便も含まれていることなど、大きな影響があります。
 7年前に市営バスから民間へ移行され、「民間委譲で本当に市民の足は守られるのか?」と言われていた不安が、残念ながら現実のものになってしまいました。中央バスは赤字路線を維持できないと言っていますが、公共交通としての責任はどうなのか?そして市民の足と生活を守る市の責任はどうなのか?このことが鋭く問われています。
 中央バスは白石・厚別の路線だけでなく、東区と北区の路線も次期の廃止対象としてあげており、バス路線の廃止問題は、全市的な問題として考える必要があります。

共同センターニュース080702(PDF 320kb)


 

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