これでは通院や通所ができない!障がい者交通費助成制度「見直し」に怒りと切実な声−社保協FAXニュース
障がい者の声に逆行する改悪案
札幌市は2/26の市議会で、障がい者交通費助成制度を大幅に見直す(改悪)案を発表。今まで無制限で利用できた福祉乗車証・定期券を廃止し、ウィズユーカードやタクシー券・ガソリン券などの選択で、上限も年間24,000円程度に抑えるというものです。障がい者の間からは大きな驚きと怒りが出されました。特に07年8月の制度のアンケートでは、事業の充実−11.6%、現状維持−64.8%と回答があったにもかかわらず、それに逆行する改悪提案でした。市では08年度検討の上、09年度から実施をめざしています。
4月5日、交通権を考える連絡協議会・障害者の生活と権利を守る北海道連絡協議会による、「市の障害者交通費助成制度見直し」の説明と意見交換会が開かれました。会場の視聴覚障がい者情報センターには開会前から続々と障がい者・家族の方々が詰めかけ、会場から溢れる200人が参加しました。