「福祉灯油」陳情を不採択―市議会厚生委員会
2月26日の札幌市議会厚生委員会で、共産党市議団が提案した「福祉灯油助成条例案」の審議が行なわれたのに合わせて、社保協などが提出し、継続となっていた福祉灯油実施を求める陳情の再審査も行なわれました。
前回の陳情審査では共産党が賛成し、反対する会派がなかったにもかかわらず継続にされました。今回も福祉灯油助成条例案にまともな反対討論がなかったにもかかわらず、案は他の会派の反対で否決。それに合わせて陳情も不採択とされました。
この日は社保協や道生連、年金者組合、札老会、新婦人など陳情を提出している各団体から80人近くが傍聴に駆けつけ、状況を見守りました。不採択が決まった瞬間、傍聴席からは失望というよりも怒りの声が多く出されました。