札幌社保協ＦＡＸニュース 2007.8.27
驚きと怒りが広がる「後期高齢者医療制度」
【ほとんど知られていない制度】
2008年4月から実施される予定の「後期高齢者医療制度」は、��75歳以上の高齢者が強制加入、��年金から保険料が天引き、�Ｄ螻枩�の医療が基本のため、医療内容が制限される可能性がある、�づ�事者がほとんど関与できない各都道府県の広域連合議会で保険料等が決められる、など大変な制度です。しかし高齢者、市民にはほとんど知られていません。
【続々と学習会が開かれています】
「後期高齢者医療制度とは何か」という関心が強まっているところでは、現在学習会が盛んに行なわれています。年金者組合の札幌支部協は、4月に全体で行なったのをはじめ、各支部でも学習会を行なっています。新婦人でも道本部や東支部の支部委員会でも学習をしており、特に東支部では各班単位でもさかんに学習会が開かれています。
勤医協の各院所でも、友の会や地域の民主団体の学習会に、講師要請に応じて出かけています。
清田区北野の老人クラブでは、例会に斉藤札幌社保協事務局長が呼ばれて学習会を行い、参加者はため息と怒りでいっぱいという状況でした。会場で署名も50筆余が寄せられました。
【内容を知ると怒りが広がる−宣伝を強めましょう！】
学習会が行なわれた所では、「ひどい、いつこんな制度を決めたんだ！」などの怒りが広がるのが特徴です。8/21の市老人クラブ演芸会会場前での社保協の宣伝では、ビラの受け取りもよく、署名にも多くの方が応じ、「私たちに断りもなくこんな制度をいつ決めたんでしょう」と言う方もいました。
ぜひ多くの団体でこの制度を知らせ、中止・改善を求める署名を進めましょう。
ビラと署名がありますので活用を！
