札幌社保協FAXニュース 2007.5.29
後期高齢者医療、国保料年金天引き、特定健診など
−市民は不安がいっぱい−
札幌社保協は5/22、08年からの医療制度改革実施を市がどのように考え、計画しているのかを聞き取るため、保健福祉局健康衛生部との懇談を行ないました。市側は15人、社保協は各団体から19人が参加しました。
【後期高齢者医療】
自治体の独自性が余りなく、広域連合で決められるが、滞納世帯の報告などは自治体なので、機械的な資格証明書の発行にならないようにする必要があると分かりました。
【国保料年金天引き】
08年から65〜74歳の国保料が年金天引きになりますが、条件があり、今の所4割が天引き、6割が自分で納付になりそうです。
【特定健診・保健指導】
自治体健診が今年度でなくなり、08年からは国保健診となる。委託や料金などは未定。自己負担も3割になるか市が一定を負担するかも未定。75歳以上や生活保護世帯は対象外になるがどうするかはこれから。
●5月12日に中央社保協が開催した「国保改善運動全国交流集会」に参加した、富堂中部民商事務局次長の感想も掲載しています。