生活保護保護母子加算の削減・廃止に22人が審査請求
母子加算廃止は認められない−22人が知事に審査請求
生活保護母子加算削減に反対し、5月18日、札幌や函館、苫小牧、小樽の22人が不服申し立て−審査請求を行ないました。審査請求の代理人が道庁保健福祉部で知事あてに提出しました。
母子加算はやめないで
2人分の生活費で3人暮らす。4月から1日1食で我慢。北区のF・Kさん41才、18才と14才の子と3人世帯
今年、長女が短大に進学しました。長女の将来のことを考えて、進学を決めましたが、世帯分離したので2人分の生活費で3人が生活しなければなりません。
長女は、学校が大変で、夕方7時頃にならなければ帰ってこられず、アルバイトをしたくても出来ない状態です。奨学金も申し込んでいますが、まだ支給されていません。
私は、スーパーマーケットでパートの仕事をしていますが、収入は月額およそ11万円くらいです。生活費は、月の最初の1週間ぐらいでなくなってしまい、私は1日1食しか食べられません。そんな生活が四月からつづいています。母子加算の縮小は本当に死活問題です。何とか母子加算が廃止にならないようにして下さい。(道生連「ふくしの窓」07年5月19日より)